
画面をクリックすると拡大します。 |
見どころ
林道の途中には放牧場跡があり、ヒバリのさえずりや姿が観察できる。また、カッコウなどのトケン科4種類を観察することができる。さらにブナの大木の頂ではオオルリがさえずる姿が見られる。
おすすめポイント ①水海川沿いの広葉樹の梢にはオオルリやキビタキ、石の上にはオシドリやカワガラス、などが観察できる。②付近は小さな谷川があり、初夏にはオオルリやキビタキの水浴びが観察できる。またオニグルミの木の梢にはアオバトガさえずる姿が見られる。③この辺りでは、野鳥だけでなくツキノワグマやキツネ、ニホンリス、テン、ニホンカモシカなどと遭遇することもある。ブナの梢を見上げるとオオルリ、藪の中を見るとウソの餌取りが観察できることもある。④周辺では晩秋の渡りの時期に、早めに渡来したツグミやアトリ、カシラダカなどの小さな群れをいくつも観察できる。
よく見られる鳥
通年:アオバト、キジバト、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、ホオジロ、カワラヒワ、ミソサ ザイ、アカゲラ、エナガ、カケス、ウグイス
初夏:ジュウイチ、カッコウ、ツツドリ、ホトトギス、コルリ、クロジ、ヤブサメ
晩秋:シロハラ、ツグミ、カシラダカ、ミヤマホオジロ、アトリ、マヒワ、シメ
フィールドノート ブナの大木の天然林では、トケン科4種類が観察できる県内では珍しい場所である。初夏にはコマドリ、コルリも記録されている。水海川の対岸では天然記念物のニホンカモシカをよく見かける。
道草メモ
「渓流温泉冠荘」(0778-44-7755)は日帰り入浴もできる。重要文化財「須波阿須疑神社」、そば道場などに立ち寄るのも良い。林道は、宝慶寺に通じることができる。 |