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 | 見どころ 四季折々に山野の鳥が楽しめる探鳥地で、特に冬は、自然保護センタ−本館内の野鳥レストランが人気だ。
 おすすめポイント
 五月晴れの爽やかな高原の風に吹かれながら、池ヶ原湿原や自然保護センター周辺の妻平湿原から馬取池への散策路は気分爽快だ。初夏はキビタキなどのさえずりに加えてカラ類を間近で見ることもできる。妻平湿原や池ヶ原湿原では木道も整備されていて、野鳥の声を聞きながら湿原に咲くミツガシワやミズチドリやノカンゾウなどを楽しむのも良い。
              奥越高原牧場から日本100名山の荒島岳を眺める開放感は素晴らしい。ホオジロやモズなどに出会い、時には猛禽類の飛翔に出会うこともある。初秋には、年によって個体数に差はあるが、ノビタキやエゾビタキなどの旅鳥がよく見られ、特にススキの穂に群れるニュウナイスズメの群れは、時に百羽以上にもなり、本種の県内の主要な渡りルートになっている。さらに自然保護センター本館では、1〜2月に「野鳥レストラン」の名称で餌台を設置して、野鳥たちの冬越しの手助けをしているため、ヤマガラ、シジュウカラ、コガラ、ゴジュウカラ、エナガ、メジロ、コゲラ、カケス、アカゲラ、アオゲラ、オオアカゲラなど、また年によってはニホンリスを、至近距離で楽しむことができるため、多くの観察者やカメラマンで賑わう。
 よく見られる鳥
 通年:シジュウカラ、ヤマガラ、エナガ、メジロ、ウグイス、カケス、モズ、コゲラ、アオゲラ
 初夏:オオルリ、キビタキ、クロツグミ、カッコウ、ツツドリ、ホトトギス
 初冬:シロハラ、ツグミ、カシラダカ、ミヤマホオジロ、ヤマドリ、コジュウカラ、ルリビタキ、
 ノビタキ、エゾビタキ、ジョウビタキ、シメ
 フィールドノート
 ニュウナイスズメ、ノビタキなど渡りの時期に出会うこともある。
 道草メモ
 福井県自然保護センター本館には、自然を総合的に学ぶための展示も豊富であり、ぜひ立ち寄ってほしい。
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